2013年4月30日火曜日

iPhoto No.5

 前回はフライドショーをご紹介しましたが、今回はその二回目です。
 iPhotoでは、スライドショーをムービーとして作成することができます。
 まず、下記のようにスライドショーを作成したい写真を選択し、「ファイル」ー「新規スライドショー」を選択します。


 すると次のような画面が表示されます。


 スライドショーのタイトルは、デフォルトではアルバム名になるので、画面の文字をクリックして、好きなタイトルに書き換えます。


 スライドショーのスタイルを選択するには、右下の「テーマ」をクリックして、好きなものを選択します。


 スライドショーのBGMを選択するには、右下の「ミュージック」をクリックして、好きなものを選択します。


 各スライドの表示時間などその他の設定は、右下の「設定」をクリックして、お好みの設定にします。



 各種の設定が終了したら、画面中央下の「プレビュー」又は「再生」をクリックして、スライドショーの内容を確認し、必要に応じて各種設定を修正します。


 スライドショーの内容を確定できたら、画面中央下の「書き出す」をクリックします。すると、下記のような画面が表示されるので、スライドショーを再生するデバイスに適したファイルサイズを選択肢ます。


 最後に、書き出したスライドショーの動画ファイルを保存する場所を指定し、「OK」ボタンを押せば、後はiPhotoが自動的に動画ファイルを作成してくれます。
 Macの性能にもよりますが、スライドショーの動画書き出しは、結構時間がかかりますので気長に待ちましょう。


 Finderで保存先にしてした場所にある動画ファイルをクリックすると、QuickTimeが起動し、作成したスライドショーが再生されます。

2013年4月29日月曜日

iPhoto No.4

 今回は、私が最も気に入っているiPhotoの機能の一つである「スライドショー」をご紹介しましょう。
 iPhotoの画面下中央に「スライドショー」というボタンがあります。
 基本的には、スライドショーで見たい写真をドラッグしながら囲い黄色枠で表示し、スライドショ・ボタンを押すだけでBGM付きのスライドショーがはじまります。


 スライドショーは12種類のタイプのスライドショーが選べます。
 スライドショー・ボタンを押し、スライドショーが始まった段階で画面のどこかにポインターを置きClickすると下記のように画面の下部に設定用の各種ボタンが表示されます。


 右からの2つ目の歯車マークをクリックすると下記のような各スライドの表示時間などが各種設定項目が表示されます。


 上にある「ミュージック」タブをClickすると下記のようにBGMの設定をすることができます。BGMは予めデフォルトで何曲か用意されているので好きな曲を選択できます。


 右上の「テーマ」タブをClickすると、スライドショーのスタイルが表示されるので、好きなものを選択します。
 個人的には「折り紙」はお気に入りの一つです。


 下記URLか画像をクリックしていただければ、スライドショーのサンプル動画をご覧いただけます。
 http://youtu.be/uKew5ayxL5c


2013年4月28日日曜日

iPhoto No.3

 今回はiPhotoでの色の調整方法をご紹介しましょう。
 色を調整するには、「トリミング」のときと同様に右下の「編集」ボタンをおします。
 右側に現れた各種ボタンの上から二番目にある「修正」ボタンをおします。
 すると、iPhotoが露出補正を含め自動的に補正してくれれます。この方法が最も簡単な色調の修正です。


 「修正」ボタンによる自動調整では満足できない場合は、右上にあるボタンの真ん中にある「エフェクト」ボタンを押します。
 すると「明るい」「鮮やか」など、個別に調整するためのボタンが表示されますので、必要なボタンをクリックします。クリックする毎に修正のレベルが強くなってきます。
 上の写真は全体に露出不足で暗いので「明るさ」ボタンを何度かおして露出を明るくしたのが下の写真です。


 「エフェクト」は色調整のほかに、写真全体をセピア色やモノクロにしたり色々と調整できます。
 下の二枚の写真は、白枠(マット)と黒枠(ビネット)で花瓶を囲ってみたものです。



 「エフェクト」の調整でも物足りない時は、右端の「調整」ボタンをクリックします。
 すると下のようにプロが使用するようなヒストグラムが表示されます。


 下の写真は、一番下のスライダーにある「色合い」を使って「赤色」を最大限にした写真です。このように、各種のスライダーを使用して、より細かく好みの色調などに調整することができます。



 ヒストグラムを見ながら調整できるのは、スマホの写真加工ソフトとの大きな違いで、より本格的な写真加工ソフトらしい機能です。
 この画面で写真加工をしていると、ちょっとしたプロカメラマン気分に浸れます(笑)
 でも、私は全然つかいこなせてませんが(爆)


2013年4月27日土曜日

iPhoto No.2

 前回はiPhotoでのトリミングの方法を説明しましたが、iPhotoへの写真の取り込み方をご存知無い方がいたらハルマゲドンwなので、今回はiPhotoへの写真の取り込み方法をご紹介します。
 iPhoneをDockコネクターでMacに接続、或いは、SDカードを挿入すると次のような画面が出てきます。
 取り込みたい写真をshiftを押しながらクリックすると当該写真が黄色で縁取られます。
 次に右上の青色の「選択した写真を取り込む」ボタンをClickします。


 すると次のような取り込み画面になり写真をMacに取り込む作業が開始されます。


 取り込みが完了すると次のような画面がでるので、どちらかのボタンをClickします。
 私は万が一上手に取り込めなかった時のことを考えて、右側の「写真を残す」にすることが多いです。


 右側の「最後の読み込み」をクリックすると次のように選択した写真が取り込まれていることが確認できます。


 取り込んだ写真を大きくしてみたいときは、その写真をClickすると拡大されます。

2013年4月25日木曜日

iPhoto No.1

 前回まではiMovie予告編を中心にご紹介しましたが、今回は写真ソフトの"iPhoto"をご紹介します。

 iMovieは使用したことがない方でも、iPhotoは使用している方は多いのではないでしょうか?
 かくいう私もMacにiLifeソフトで一番最初に使用し始めたのがiPhotoです。
 iPhotoを立ち上げ、iPhone/iPod Touchの場合はDockコネクターをMacにつなげる、デジカメの場合はSDカードをMacに挿入すると、自動的に写真データーを取り込み、読み込み毎にイベント・ライブラリーを作成してくれるので、写真の整理に非常に便利です。

 iPhotoは、写真の整理の他に写真を加工する機能があります。
 この機能まで使っている方は意外と少ないと思いますので、何回かに分けて写真加工機能をご紹介していきます。

 最近はスマートフォンで写真を撮影・保存・加工をされる方も増えているかと思いますが、スマホは画面サイズという物理的な制約があるので、特に加工に関してはMacで行う方が圧倒的に楽にできます。

 今回は一番使用頻度が高い加工である「トリミング」をご紹介しましょう。
 「トリミング」とは、一言で言えば撮影した写真画面の一部を画面上で切り取ることです。
 この機能を使うことを前提とすると、写真を撮影する時に、あまり構図にこだわらなくてよくなり、撮影が楽になります。


 上記の「マルヤマン」の写真は、左右に余計なものが写ってしまっているので、できるだけ「マルヤマン」だけの写真にしたいときなどに「トリミング」は便利です。
 まず、iPhotoの画面右下の「編集」ボタンを押します。


 すると右側に写真加工に関する様々なボタンが表示されます。
 この中から「トリミング」をClickします。


 すると、白枠が表示されますので、四隅にポインターを合わせ上下左右にドラッグし、好みのサイズに画面を切り取ります。


 好みのサイズと位置に白枠を設定できたら、右側の「トリミング」の右下にある「完了」をClickします。
 すると上記のように、「マルヤマン」がより大きく画面に表示されるようになります。

 トリミング機能を使うことで、遠くにあるものを比較的に綺麗に撮影することができます。特にiPhoneなどスマホのズーム機能はデジタル・ズームのため一眼レフの光学ズームと異なり拡大すると非常に画質が落ちてしまいます。
 そこで、スマホのズーム機能をあえて使わず撮影した写真にトリミングを加えることで比較的奇麗に対象物が拡大された写真に加工をすることができます。




2013年4月24日水曜日

iMovie No.10

 今回はiMovie予告編を作成する上でのちょっとしたコツを説明します。

 iMovieは、ポインターを動画クリップの上で動かすと、右上のモニターで動画コンテンツの動きを確認することができます。
 この機能を上手く活用し、動画クリップの中のどの部分を切り出して予告編に使うのが適切かを事前にシュミレーションをしてから、アウトラインの灰色の四角枠にクリップを埋め込んでいくと上手に予告編を作成することができます。
 この作業をするためには、動画クリップの表示をある程度拡大して表示する方が作業が楽です。
 動画クリップの表示を拡大するためには、右下のスライダーを左側に動かすと、徐々にクリップの長さが拡大されていきます。



* 右下のスライダーを左側に動かすと、下記のようにクリップの長さが拡大されていきます。


 一度、灰色の四角枠にはめ込んだクリップがしっくりこない場合は、当該四角枠クリップをClickし、黄色枠にしてから、「delete」ボタンを押すことで、はめ込んだクリップが削除されます。
 削除され、灰色に戻った四角枠に再度、クリップの適当な部分をはめ込んでいきます。
 最初は、一回でクリップの適当な部分を探しだしてアウトランの四角枠にはめ込むのは難しいと思いますが、何度か試行錯誤をすることでコツを掴んで操作が早くなると思います。

2013年4月20日土曜日

iMovie No.9

 予告編作成のちょっとしたコツを説明剃る前に、まずは完成した予告編をご覧ください。



こんな動画が簡単に作成できるなんてiMovieって本当に凄いソフトだと思います。

2013年4月18日木曜日

iMovie No.8

 今回は、作成した予告編を書き出しす方法を説明します。
 一番上のタスクバーの「共有」をClickするのが基本となります。
 「共有」ー「ムービーを書き出す」を選択し、ファイルの保存場所を選択肢し、右下の「書き出し」をClickすると、後はMacが自動的に「.m4v」ファイルを作成します。


 最近は、YouTubeやSNSに動画を投稿することも多いと思います。
  iMovieであれば、Youtube/Facebool/Viemoについては、一度書きだしたものを改めてアップロードする手間を省き、直接アップロードできます。
 この機能は非常に便利です。



 書き出し済のプロジェクトは、画面左上に書き出し済であることを示す「共有先」が表示されます。


書き出し方法としては、その他に「Quick Timeを使用して書きだす」も選択できます。この方法による場合は「.mov」形式のファイルで書き出されることになります。

 初心者の方には「.m4v」「.mov」の違いがよくわからないと思いますが、前者がネットにアップロードするのに比較的適しているもの、後者は本格的動画編集に比較的適しているものくらいのイメージ捉えていただければとおもいます。

 次回は、iMovie予告編を作成する上でのちょっとしたコツを説明する予定です。

2013年4月17日水曜日

iMovie No.7

 今回は、「絵コンテ」に実際クリップを挿入する方法を説明します。
 「絵コンテ」には、ジャンルに応じたストーリーになるように、予め映像クリップをはめ込んでいくテンプレートが灰色の四角枠として用意されています。
 基本的には、この灰色の四角枠にお好みの映像クリップを挿入していくだけです。
 まず、映像クリップを挿入したい灰色の四角枠をClickします。
 すると当該枠が黄色で囲われます。


 四角枠が黄色で囲われている状態で、タイム・ラインに並んだ各クリップの中から、挿入したクリップをClickします。
 すると自動的に選択したクリップが四角枠に挿入され、次の灰色の四角枠が黄色で囲われます。


 タイム・ラインの各クリップは右下のルーラーを左側に動かしていくことで拡大していくことができます。
 クリップを拡大するとよくわかりますが、四角枠に既に挿入された部分にはオレンジ色のアンダー・ラインが引かれます。




 四角枠に挿入したクリップを見ながら、合間にシーンに合う適当なテロップを挿入していきます。予めiMovieが用意しているテロップが最初から示されていますので、それを参考に適当な言葉を入れていくとシーンに適合したものになります。


  以上の作業を何度か繰り返すと予告編はほぼ完成です。最後の四角枠にクリップを挿入すると自動的に完成した旨の表示がされます。
 あとは画面左下、又はモニター画面左横上部の再生ボタンをクリックして完成した予告編の内容をチェックして問題が無ければ、予告編は一応完成です。



 次回は、完成した予告編の書き出し・共有方法などについて説明します。

2013年4月16日火曜日

iMovie No.6

 今回は予告編のジャンルを選択するところからです。
 今回は「友情」編を選択してみます。
 「友情」の青枠にポインターを持って行くと、右側にサンプル・ムービーが流れます。このときに一緒に聞こえてくるBGMが、これから作成するビデオのBGMとなります。
 最初は、このサンプル・ムービーをよく見て、どういう展開で予告編のテンプレートが構成されているかを予習しておくと良いでしょう。


 「友情」の青枠をClickすると、次に下記のような「アウトライン」入力画面が表示されます。
 「アウトライン」の各項目について順番に入力していきます。
 入力すると右側の画面に、どのようにテロップが反映されるかの映像が自動的に表示されますので、適切な字数などに調整します。


 キャストの名前は、実際に画面に登場するお子さんなどの名前にすると、家族上映会では喜ばれるでしょう。


 ロゴ・タイトルは、6種類から選ぶことができますので、▲印をClickして、お好みのタイトルを選択しましょう。
 今回は、白熊の双子の赤ちゃんの映像なので、「雪山の頂」を選択しました。


 最後に「クレジット」を入力します。ここに家族・友人の名前を入力すると予告編の最後に「監督◯◯」のように表示され、気分は映画監督など映画作成スタッフ気分を味わってもらうことができます。


次回は、「絵コンテ」の入力について説明します。

2013年4月15日月曜日

iMovie No.5

 お待たせしました、いよいよiMovieで予告編を作成する手順をご紹介しましょう。

 まず撮影した動画素材をiMovieに取り込むことが第一歩です。
 動画素材を記録したSDカードをMacに差し込む、或いは、USBを接続し、「ファイル」ー「読み込み」ー「ムービー」で取り込むことができます。


* iPhone/iPadで撮影した動画を、iPhotoに保存している場合は、iMovieが「iPhotoのサムネイルを作成するか」を質問してくるので、「今すぐ」をClickすることで、下記の作業をするまでもなく自動的に各クリップを読み込み、サムネイルを表示してくれます。
  この機能はApple製品の連携が発揮される非常に便利な機能ですが、iPhotoに多くの動画を保存している場合は、サムネイルされるクリップ数が膨大になり、必要なクリップ素材を探すのに時間を要する場合があるので注意が必要です。

 最初は、「ビデオを最適化」にチェックを入れ、「大ー960×540」にしておくと良いでしょう。「最大ー元のサイズ」にするとHDで撮影した素材は高画質になりますが、その反面、データーサイズが大きくなり、各種処理に時間を要することになるので、最初は扱い易いデーターサイズの方が良いでしょう。


 必要な動画素材を選択肢、「読み込み」をClickすると下記のように各クリップがiMovie内に表示されるようになります。
 * 複数のクリップを選択する場合は、「shift」を押しながら選択したいクリップをclickしていきます。


 予告編作成の新規プロジェクトを開始するために一番簡単な方法は、iMovieの画面中央にある「+」ボタンをクリックし、予告編のジャンルを選択する画面を呼び出す方法です。


 「+」をClickすると下記の予告編のジャンルを選択する画面が表示されます。
 各ジャンルにポインターを合わせると、右側のプレビュー画面に各ジャンルのサンプル映像が表示されるので、好みのジャンルをClickします。


 次回は、いよいよ選択した予告編のジャンルで、クリップの選択・取り込み・テロップの作成などについて説明していきます。