このレンズはZEISSブランドのレンズなので、解像度はキレキレで非常に高い上に、色乗りが非常に良いです。この艷ややかな色を描写してくれるだけでも、このレンズを選ぶ価値があります。この色乗りは見るものを虜にする”魔性のレンズ”です。
画角も35mm換算で36mmと広角〜標準をカバーできる非常に使いやすい焦点距離です。
このレンズの隠れた魅力として、最大撮影倍率0.25倍で、最短焦点距離が19mmと短いので寄って接写が可能なので、マクロ・レンズ的な使い方もできてしまいます。
F値も1.8と非常に明るいので、絶対的な光量が不足する部屋の中での物撮りも難なくこなしてくれます。
正規価格は結構お高いですが、発売されてから時間が経過しているので、実売価格は結構こなれてきているのでコスパが非常に高いです。
ご予算の関係で手が出ないという方には、次善の策として、#SEL30M28 をおすすめします。
これはマクロ・レンズですので接写は得意中の得意です。
また35mm換算45mmのほぼ標準域の焦点距離ですので、単焦点の標準レンズとしても使えてしまいます。
ZEISSと比較すると色乗りは艷やかとまではいきませんが、通常のレンズとしての性能は十分にありますので、はじめての単焦点レンズなので、まずはお試しにという方はこちらを選択するというのもありかもしれません。
最後に上記2本とは、ややキャラが違いますが、Eマウントの「神レンズ」と名高い #SEL50F18 もご紹介しておきます。こちらは35mm換算75mmと中望遠レンズとなるので、上記2本と比較すると活躍する場面が多少限定されます。
しかし、35mm換算75mmなので、ポートレートなどには最適です。
そして、このレンズは「神レンズ」と言われるだけあって、F1.8の明るいF値と相まって、非常に抜けのよい絵作りをしてくれます。
このレンズは非常に性能がよいのに、Eマウントの撒き餌レンズとしての性格もあるので、非常にお安い値段設定となっています。Eマウントの中では、コスパ最強のレンズと言ってよいでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿